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日本の原子力教育は科学教育ではない。もう愚かな 洗脳キャンペーンはやめさせよう![しげのさおり]など々

May 15, 2011 投稿者 Paul

たんぽぽ舎です。【TMM:No1083】

転送歓迎

地震と原発事故情報 その68 ◆

6つの情報をお知らせします(5月14日)

1.5月22日(日)『反原発自治体議員・市民連盟』

結成総会へのお誘い―原発廃止を願う議員・市民の皆さまへ

2.運命を分けたものは?

東電福島第一原発1-4は×で、5-6は○の理由[山崎久隆]

3.日本の原子力教育は科学教育ではない。もう愚かな

洗脳キャンペーンはやめさせよう![しげのさおり]

4.電機メーカー商品の不買呼びかけをしたい―読者から

5.ドイツ、2021年までに脱原発可能

6.好評!たんぽぽ舎パンフNo.53のお知らせ

 

 

★1.5月22日(日)『反原発自治体議員・市民連盟』結成総会へのお誘い

―原発廃止を願う議員・市民の皆さまへ―

 

福島第一原発は廃炉へ、浜岡原発は停止への方向へ向かっていますが、まだ日

本各地には私たちの生活とこどもたちの未来を脅かす原発や核施設が多数存在し

ています。

これまでも、原発現地はもちろん、電気の消費地でも原発を廃止しようという活

動が続いてきましたが、今回の原発震災を受けて、更に活発に広がると思います。

そこで、全国の原発廃止への力を集めて、国への要望、情報交換、署名活動、大

衆行動などを力強く進めようと、『反原発自治体議員・市民連盟』を立ち上げま

す。

1月の準備集会には、60名を超える議員・市民の皆さまにお集まりいただき、

様々な意見が交わされました。

議員の連盟だから出来ること、議員と市民の連盟だから出来ることがたくさん

あります。全国各地から、多数の議員・市民の皆さんの参加をお願いいたします。

 

【日時】5月22日(日) 午後1時30分~4時30分

 

【会場】全水道会館・会議室

(地図参照)http://www.tokyo-csw.org/comittee/kenshuu_2004_0610b.html

 

【内容】

第1部 結成総会

以下の決定と承認

規約・行動計画・会費・組織・役員・その他

 

第2部 記念講演

講師:菅井益郎さん(國學院大学教授・市民エネルギー研究所)

「福島県飯館村の現地調査をして~放射能汚染の実態ほか」

 

【問い合わせ】反原発自治体議員連盟(準備会)事務局

東京都千代田区三崎町2-6-2

ダイナミックビル5階たんぽぽ舎内

 

【TEL/FAX】03-5211-7199

 

※以上お誘い合わせの上奮ってご参加ください。

 

 

★2.運命を分けたものは何か。東電福島1-4は×で、5-6は○の理由は?

山崎久隆

 

「地震に係る確率論的安全評価手法の改良・独立行政法人 原子力安全基盤機

構10 原確報」(以下PSA解析)について紹介をしたが、これを福島第一に即

して見直してみよう。

PSA解析では防波堤の高さを基準海面+13mとしているが、福島第一はそん

なに高くは無かった。実際の高さは5.7m。さらに海水ポンプ設置高はそれよりも

さらに低く基準水面から4mしかない。これを先のPSA解析に照らせば、もと

もと波高が6m程度で海水ポンプは使用出来なくなることになる。6mの津波が

「とても予想が出来ないほどの大津波」だろうか。

ここでも東電と報道によるミスリードがある。

津波の波高が6mで、福島第一は海水ポンプの破損により冷却不能になり、炉

心損傷は免れない。PSA解析はそう断じていたのだ。

 

2010年12月公表のPSA解析は、BWR4について津波波高が少なくても15m

あればアウトと書いていた。微妙に福島第一と似ていて違えている。

BWR4とは、日本で最も古いBWRである敦賀1や福島第一1の後継として

GE社が開発したもので、日本では福島第一の2~4と浜岡1,2、女川1がこ

れにあたる。BWR5(改良標準型を含む)は東海第二、福島第一6、第二、柏

崎刈羽1~5など多数ある。

 

BWR4で敷地高さ13mというと、福島第一の5に相当する。1~4は10mしか

ないのだ。この3mの差が、福島第一の1~4と5,6の運命を分けた。

さらに言えば女川もまた、敷地の高さが津波の高さをやや上回ったこと、外部

電源が取れていたことが幸いした。福島第一は外部電源が無く、非常用ディーゼ

ルも6号機の1台だけしか動いていなかった。

 

PSA解析は、海水ポンプが水没し、非常用ディーゼルや外部電源の全喪失が

起きれば、炉心損傷を免れないことを明確に記述しており、その最初の関門が津

波波高6m超えだった。1~4号機については、敷地の高さが10mしかないので、

2m高い12mが最終防衛線だった。ここを超えたら、もはやなすすべはなかったの

だ。

 

まとめると、既に昨年のPSA解析において、福島第一は津波波高6mで海水

ポンプは使用不能となり、炉心損傷の確率が極めて高くなり、波高が12mに達し

たら、その確率はほぼ100%になっていたこと。その対策をしなければならないと

いう危機感が当時も無かったし、地震発生時点でも無かった。すなわち、原子力

安全基盤機構という原子力産業の側の機関が行っている解析に

対してさえ、真剣に対処する必要を感じていない人たちが、現在の原発を動かし

ていることになる。

 

ことは東電だけの問題ではない。この解析に従って津波対策を強化していた原

発など一つも無いのだから。

 

 

★3.日本の原子力教育は科学教育ではない。

もうこのおろかな洗脳キャンペーンをやめさせよう

                              しげのさおり

 

 SPA! 5/17号に、もはや洗脳!![子供向け原発教材]のヤバい中身 が掲載され

た。 

「原発教育の問題点は主に2点。1つはリスクや危険性を語らずに安全性だけを

強調していること。リスクがあるからこそ安全対策をしているはずなのに、なぜ

かリスクの部分だけが抜け落ちている。(略)そしてもう一転は、教本の中で一言

も書かれていないにもかかわらず、巧妙に原発推進派へ誘導するような構成にな

ってること。」と、記事中の理科教育事情に詳しい京都女子大学教授小波英夫氏

のコメント。またこういうテキストに対して無批判に教える教師・・悪質な現状

がうかびあがる。 

また、こうした教育をうけた子供たちによって作られる原子力ポスターコンク

ールも紹介されている。 危険性を書いた作品はスポイルされ、賛美する内容の

ものばかりが入選。原子力発電がなんたるか知っている人間からすれば、ナンセ

ンスな作品群が紹介されている。 詳しくは記事をご覧ください。 

学校教育、CMを使い、執拗に繰り返される原子力の必要性。しかし放射線の人

体影響についての情報は一切教えない。医師すらも、放射線、放射線の人体影響

について無知な日本。 

こういった現状は原子力に限らず日本の教育制度、体質を象徴している。 

教え子を嘘で固めた教育をし、命の危険にさらす戦地に送り出し敗戦に突入した

太平洋末期の頃の日本と何も変わっていない。今後の教育体制をどのように替え

ていけるか、政府・現場・国民1人1人に問いかけられているのではないでしょ

うか。 

 

変えていく意思のある方、まずはこちらへ署名を。 

 

原子力ポスターコンクール廃止署名 

http://i-wind.jp/stop_nuke/index.php

 

 

★4.電器メーカー商品の不買呼びかけをしたい―読者から

 

たんぽぽ舎さま

デモ行進の計画的ぶつ切りも、不当逮捕もひどいですね。私は、当日、デモに

参加していながら、到着後、「あれ?参加者の列はこんなに短かかったっけ?」

と、恥ずかしながら、ノー天気に考えていました。でも、圧力かけられても、

「塩の行進」のように、忍耐強く、非暴力で「脱原発」にむかいたいです。

そこで質問です。デモの時、電器メーカー(日立・三菱・東芝)商品の不買の

呼びかけをプラカード等で意志表示しても、メーカー側に訴えられませんか?

初歩的な質問でごめんなさい。(O子)

 

私の考え

*憲法で保障する「言論の自由」の範囲です、

*メーカーに訴えられないと思います。

過去、不買運動で訴えられたことは聞いたことはありません。訴える法的根拠

はないと

思います。

*なお、私は貯金を大手の銀行から城南信金(原発反対)へ移しました。電器メー

カーへお金を貸している大手銀行への抗議の意見表示です。     (柳田)

 

 

★5.2021年までに脱原発可能―ドイツ諮問委答申へ

 

福島第1事故を受け、ドイツのメルケル首相が原発政策に関して諮問した「倫

理委員会」が、「2021年までに脱原発が可能」とする報告書案をまとめた。(DPA

通信が12日までに伝えた)それによると、ドイツ全17基のうち、福島後に停止し

た7基、故障多発で停止中の1基の計8基を止めても電力供給に支障はなく、さ

らに 残りの原発も天然ガス、風力への代替により、21年までには全廃可能と提

言している。

これを受け、メルケル政権は新エネルギー政策法案を6月上旬に決定し、議会

で7月には採用される予定。(東京新聞 5月13日号より要約)

 

 

★6.好評!たんぽぽ舎パンフ(No.53)のお知らせをいたします。

 

小出裕章著「日本の原子力推進策は破綻した―大事故の前に原子力から撤退を」

の増刷を重ね、2011年4月に第5刷を発行しています。

 

 

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