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中国の凸版印刷で1000人の労働者が立ち上がる
中 国の凸版印刷で労働者が立ち上がった。『南方都市報』によれば、「電力不足による計画停電に伴う休日出勤と代休をめぐって、労働者の不満が爆発した。9月 2日午後、日本の凸版印刷子会社・凸版印刷(深セン)公司で働く労働者1000人余りが、工場の出入り口をふさぎ、宝安新安三路の交通に影響が出た。宝安 区の行政部門と工場側が協力してその場を収め、午後1時には、労働者たちは工場内に帰り、業務は正常に戻った」という。詳細
自衛隊観閲式に反対するデモ〜沿道からも声援
10 月28日、陸上自衛隊朝霞訓練場(埼玉県新座・朝霞市)で開催された観閲式に反対する集会デモが、練馬区内で行われた。思想信条を超えた市民運動、労働組 合、政党、地元住民が区内外から170名が参加した。歩道で拍手をする人、ビラを受け取る人、商店街の店主やお客さん、マンションの上から、「今年もご苦 労様」とあちこちから手を振って迎える。参加者は「観閲式を中止しろ」「テロ対策新法を撤回しろ」と唱和し、朝霞駐屯地正門付近までデモ行進をした。(坂 本茂) 詳報
ストップ改憲・なくせ貧困〜全労連などが国民大集会
10 月28日、東京・亀戸中央公園で数万の人を集めて「10・28国民大集会」が開かれた。主催は全労連などの実行委員会。全国からさまざまな労組が参加し、 改憲阻止・増税反対・格差の是正などのスローガンを掲げた。反貧困ネットの湯浅誠さんらが連帯の挨拶を述べた。たたかいの報告では、首都圏青年ユニオンに 入ったばかりの20代の柳谷さん(美容師)が、業界の長時間労働の実態と自らの闘いを報告した。写真・首都圏青年ユニオンインタビュー
10・25インド洋派兵新法に反対する国会請願デモ・集会
イ ンド洋上での海上自衛隊の給油活動の嘘がバレバレになったにもかかわらず、自公連立政権は、懲りずにイラク特別措置法を新法に衣替えをして、泥沼化した米 軍の占領支援に国民の血税の濫費を続けようとしている。10月25日には、インド洋派兵新法反対する昼休み国会請願デモが行われ、150名が参加した。ま た午後からの院内集会も、緊急の呼びかけにもかかわらず満員となった。国会前では、この日も抗議の座り込み活動が続いていた。(大地実) 写真報告
老女の「生」に凝縮された戦争〜「ガイサンシーとその姉妹たち」劇場公開
班 忠義監督の「ガイサンシー(蓋山西)とその姉妹たち」は、日本軍が中国で行った現実を掘り起こしたドキュメンタリー。「ガイサンシー」とは、山西省一の美 人のこと。そううたわれた侯冬娥を、班が訪ねていったとき、彼女はすでに故人となっていた。そこで班は、同じ境遇に置かれて「姉妹」のように生きた老女た ちを捜し出し、一人一人に話を聞いていく。女の語り口から、ガイサンシーの悲しい生涯も浮かび上がってくる。10/27よりポレポレ東中野でロード ショー。(木下昌明) 紹介批評・公式サイト・班監督講演会
『蟹工船』を若者はどう読むか〜読書エッセーコンテスト
来 年2008年は、小林多喜二の生誕105年・没後75年を迎えるが、小樽商科大学・白樺文学館多喜二ライブラリーは、25歳以下の青少年を対象に「30分 で読める・・・大学生のためのマンガ蟹工船」(写真)と、その原作小説「蟹工船」を対象として、読書感想エッセーコンテストを募集中だ。賞金総額は200 万円。主催者は、社会に蔓延する利益第一主義の歪み、いじめの深刻化、ひきこもりなど「蟹工船」から触発される思いを拡げたい、という。応募要綱HP
ユニオンYes! グラフィック募集を開始
ユ ニオンYes! キャンペーン(9〜12月)の「グラフィックデザイン・コンテスト」(POSSEのサブ企画)の募集が、いよいよ10月27日より始まる。ユニオンを若者 に知ってもらうためのフライヤー(チラシ)・ポスターのデザインを募集するもので、最優秀賞には10万円が出る。採用された作品は、来年の春の運動に活用 される。あなたの作ったグラフィックで、雇用環境を改善しよう。10/27と11/4に説明会。応募の詳細はこちらへ。
フランス各地で新移民法に反対するデモ
フ ランスでは、新しい移民法についての論議が行われています。移民を規制するため、家族を呼び寄せるときに、親子関係確認のDNA検査を義務づけ、ホームレ ス収容施設に、滞在許可のないものは入れないなどの提案が行われました。10月20日、「外国人と連帯する日」にフランス各地で、新しい移民法に反対する デモがありました。リヨンでも、およそ2千人が繁華街を行進しました。(小山帥人@リヨン) 詳報・リヨンのデモ(UnionTube)
「貧困のスパイラル」はごめんだ〜厚労省前で怒りの緊急行動
10 月19日19時から「生活扶助基準に関する検討会(第一回)」が厚生労働省で開かれた。当事者の意見・提言は聞かずに、最低生活基準の切り下げを狙うアリ バイ的な「検討会」だった。この動きに対して、反貧困ネットワークは、怒りの緊急行動を同時刻に厚労省前で展開。「最低生活基準が切り下がれば、それに連 動している各種基準額が切り下がり“貧困のスパイラル”が進行する」と強く抗議した。(大地実) 報告
米国の戦争に加担するな! 新テロ特措法反対緊急行動
10 月17日夜、福田内閣は、海上自衛隊によるインド洋での給油活動を継続するための「新テロ特措法案(派兵・給油新法)」を決定し、国会に提出した。補給対 象をテロ対策にあたる「海上阻止活動」の参加艦船に限っているが、米国の戦争に加担することに変わりはなく、今回暴露されたように「転用」しないという保 障はない。ワールド・ピース・ナウは議面集会・官邸前行動で「新テロ特措法」に強い抗議の声を上げた。(大地実) 写真速報・風刺漫画(壱花花)
教科書検定意見の撤回を〜沖縄代表団を迎え650人が集会
11 万人大集会の沖縄の声を届けるべく「教科書検定意見撤回を求める県民大会実行委員会」が15日から170名の代表団を派遣し、首相官邸などへ要請行動を開 始した。一日行動を終え、夜には「総決起集会」が星陵会館で開催された(写真)。主催は、東京沖縄県人会と沖縄戦首都圏の会。場内は満席で通路も埋まる状 態となり、国会議員20名を含め650人の大結集となった。沖縄戦の真実を広めるため、16日も文科省などへ要請行動が行われる。(H) 昼の写真・院内集会・10/15集会
国鉄労働者1047名の解雇撤回! にぎやかに団結まつり
10 月14日、東京・亀戸中央公園で恒例の団結まつりが開催された。スローガンは「勝ち取ろう国鉄労働者1047名の解雇撤回! つくりだそう生きる権利を尊重する社会を!」で、数千人の人出でにぎわった。ステージでは、派遣会社グッドウィルとたたかうフリータ全般労組やユニオン Yes! キャンペーンの土屋事務局長の「連帯アピール」があり、若い世代の台頭を予感させた。最後に、1047名の代表が勢揃いした(写真)。 詳報(ともにGO!)・写真速報・保坂展人インタビュー(UnionTube)
不正に時効はない! 国鉄清算事業団の「ヤミ超勤」を告発
組 合差別による解雇で闘争中の木山誠二さん(写真・元国鉄職員)ら3名は、10月9日、会計検査院に対して、国鉄清算事業団の管理者が、違法な「ヤミ超勤」 支給を行い、推定10億円以上の税金を不正に使ったことを告発した。「ヤミ超勤」は病欠している管理者に「超勤手当」をつけるなど露骨なもので、証拠の テープを提出した。木山さんは「1047名の首切りを推進した管理者が、一方で不法行為をやっていた。許されない。不正に時効はない」と強く訴えた。 詳報・関連HP
出版ネッツの仕事展と20周年パーティが盛会に
10 月11日出版ネッツの仕事展、結成20周年のパーティがおこなわれた。出版ネッツは20年前に出版労連の個人加盟の労働組合で、執筆、編集、校正、デザイ ン、カメラなどフリーランスを中心とした職能ユニオンとして約180名が参加している。マスコミ文化情報労組会議の嵯峨議長などのあいさつのあと、「武富 士裁判」で勝利した三宅さんがギターを抱え、さらに打楽器奏者、コーラス隊も登壇し、オリコン裁判を闘う烏賀陽さんを支援する唄を披露。個人加盟の組合の 方向性や職能ユニオンの可能性に花が咲き、今後の発展を予感させた。詳細・オリコン不当裁判応援歌
パリで南京虐殺70周年国際シンポジウム開かれる
南 京虐殺70年にあたる今年、侵略戦争の史実を曲げる歴史修正主義が日本ではいちだんと高まっています。この状況を憂慮した 歴史学者、弁護士、市民の有志が、過去の歴史と誠実に向き合い、東アジアにおける正義と真の和解への道を進めるために、国際的な視野の中でこの問題を考え ようと、アジアや欧米諸国でシンポジウムを企画しました。10月1日のパリ会議の模様を報告します。(パリ・飛幡祐規) 報告
「派遣法を解体せよ! 」鎌田慧が激烈メッセージ
2007 年10月4日、参議院会館で「格差是正と労働者派遣法改正を考える」と題した国会内シンポジウムがあった。ルポライターの鎌田慧さんは「いまの格差・不平 等社会の根源は労働者派遣法にある。同じ工場で同じ仕事をしても、正社員と派遣とはすさまじい差別がある。労働者派遣法は天下の悪法であり、改正ではなく 解体せよ!」と激烈メッセージを発した。5分間の鎌田さんの怒りの発言は、ユニオンチューブにアップされた。鎌田発言(動画)・風刺漫画
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