「デモクラシー・ナウ!(Democracy Now!)」は北米650局以上で放送されている非営利の独立系ニュース番組です。 大資本による「マスメディア」とは異なり、各種コミュニティ・ラジオ 局や衛星放送、ケーブルのパブリック・アクセスTVチャンネル、インターネットなど、さまざまな形態の非営利の公共放送が協力した全国配信ネットワークの さきがけであり最大のものです。 番組の司会を務めるのは、ジャーナリストとして数々の賞を受賞しているエイミー・グッドマン(Amy Goodman)とフアン・ゴンザレス(Juan Gonzalez)です。 (more)
☆ 沖縄イベントやります! 「沖縄-グアムから米軍基地を問う」
10月24日@早稲田 日本キリスト教会館4F会議室
ルラ後任を選ぶブラジル大統領選、決選投票へ
ブラジルは3日、大きな注目を集めている有権者数1億3500万人の大統領選の投票日でした。現職のルラ・ダシルバ大統領の後任で最有力候補のジルマ・ル セフ候補が得票数で上回ったものの、当選に必要な過半数に届きませんでした。決選投票で勝利すれば、ルセフ候補は世界で4番目の人口を有する民主主義国家 であるブラジルで初めての女性大統領となります。ここ5年間、ルセフはルラ政権の官房長官を務めました。また、1960年から1970年にかけてブラジル の軍事独裁政権に対抗する武装闘争にも関与しており、3年近く拘束され拷問も受けました。
ハリー・ベラフォンテ「イラク・アフガン戦争は反道義的、非良心的、勝者なき闘い」
「(イラク・アフガニスタンでの)戦争を拡大するという大統領の決定だけで、米国には330億ドルのコストがかかる」と伝説的なミュージシャンで俳優、そ して活動家のハリー・ベラフォンテは、ワシントンD.C.で2日に開かれた「One Nation Working Together(国をあげてともに取り組む)」で語りました。「この予算を用いれば、ここ米国の国内に60万件の雇用を生み出すだけでなく、そのうちの 数十億ドル分の予算で学校や道路、病院、それに手ごろな価格の住宅まで再建築できたのです。また負傷して帰国した大勢の退役軍人たちの生活を助けることも できるのです」
雇用と正義を求める集会「One Nation Working Together」、集まった人々の声
ワシントンD.C.のリンカーン記念館には2日、革新的な目標を掲げる集会に数万人の人々が参加しました。労働組合、人権団体、ゲイの権利を擁護するグ ループ、環境問題に取り組む団体などを含む400以上の団体が「One Nation Working Together(国をあげてともに取り組む)」運動への支持を表明しました。主催者は、集会に17万5千人もの人々が参加したと語りました。この日の中 心テーマは、すべての人への雇用、正義、教育でした。集会の出資者は、ティーパーティーではなく自分たちが国民の多数を代表していることを示したいと語り ました。「チルドレンズ・ディフェンス・ファンド(子供たちを守る基金)」の創設者で代表のマリアン・ライト・イーデルマン、聴覚障害の学生の団体を主催 するコリン・ホワイテッド、米労働総同盟産別会議(AFL-CIO)の代表リチャード・トラムカらが演説をしました。
”ニュース解剖学者”ダニー・シェクターが苦言、ワシントンの集会は「運動というより映画」
長年メディア分析を行ってきたジャーナリストのダニー・シェクターは「残念ながらワシントンD.C.で開催された『One Nation』は、継続的な運動を目指すための組織化は不十分であった」と述べます。「今後の予定が発表されなかっただけでなく、電子メールアドレスを集 めることもなく、あれほどのエネルギーを、ティーパーティーに対する革新派の強力な代案に変えていくビジョンがなかった。今後のデモの戦略も発表されてい ません。つまり一回限りの運動で、それだけだったということです」
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